あした天気になーぁれ
「いーじゃん拒否権くらい!!!!」
「だーめーよっっ!!晴日ちゃん、わがまま言うとママ怒るわよ!!!?」
「あんたあたしのお母さんじゃないでしょーが!!!!」
委員長は私の意見を全て横流しにしている。くっそ流石我がクラスの委員長…!
「もおーいーじゃん晴日〜!目立つよ目立つよ〜っ」
「え、何?委員長はあたしを馬鹿にしてるんですか?」
委員長のものすごく軽い態度に、少しずつ苛々が募り始めた私。
適当すぎて逆にムカつく…!
「とにかく!晴日は決定で〜〜〜っす!!」
委員長は軽快に音を立てながら黒板にチョークで書き込んでいく。
そこには、学年対抗リレーの場所に……私の名前。
っっ…!
「あたしは嫌だ――――!!!!!!」