永遠の翼
第1章
永遠の世界Ⅰ
白い世界・・・
一面の、銀世界。
―――ようこそ。
声が聞こえた。
声のしたほうを振り向く。
そこに、ひとりの小さい男の子がいた。
―――あなたは?
わたしは尋ねた。
―――ぼくは、案内人。
―――案内人?
―――そう。永遠の世界の案内人。
―――永遠の、世界・・・
わたしは呟いた。
―――きみの望みは、叶ったんだよ。アカネ。
―――そう・・・
―――さあ、見に行こう。きみの、求めた世界を・・・
その言葉に、わたしは頷いた。
一面の、銀世界。
―――ようこそ。
声が聞こえた。
声のしたほうを振り向く。
そこに、ひとりの小さい男の子がいた。
―――あなたは?
わたしは尋ねた。
―――ぼくは、案内人。
―――案内人?
―――そう。永遠の世界の案内人。
―――永遠の、世界・・・
わたしは呟いた。
―――きみの望みは、叶ったんだよ。アカネ。
―――そう・・・
―――さあ、見に行こう。きみの、求めた世界を・・・
その言葉に、わたしは頷いた。