永遠の翼
朝食がないのは問題だが、今最大の問題は違う。
「・・・なんで音羽がウチにいるんだ」
最初の疑問に戻る。
「何か言いましたか?月島さん」
音羽はいけしゃあしゃあとコーヒーをすすっている。
「な・ん・で・お・ま・え・が・ウ・チ・に・い・る・ん・だ・よっ!!!!」
「月島さん、頭固いですね~」
「当然の疑問だ」
「わたしが誘ったんだよっ」
詩織が会話に入ってくる。
「ハァ?どういうことだよ」
「むか~しむかし。といっても約30分前の話ですが」
音羽が言う。
「・・・・・・」
突っ込むのはよそう。
「休日の朝早くから、一人さびしく散歩をする女の子がいました。そんなとき、なんとクラスメイトの詩織と偶然会ったのです」
「ゴミだしの帰りだったんだよ」
詩織がそう付け加える。
「そして、詩織と話しているとき、話題が朝ごはんのことになり、私がまだ朝ごはんを食べていないと言ったら詩織が私を朝ごはんに誘ってくれたのです」
「それで今に至る、と」
「はい」
俺の言葉に音羽が頷く。
「・・・なんで音羽がウチにいるんだ」
最初の疑問に戻る。
「何か言いましたか?月島さん」
音羽はいけしゃあしゃあとコーヒーをすすっている。
「な・ん・で・お・ま・え・が・ウ・チ・に・い・る・ん・だ・よっ!!!!」
「月島さん、頭固いですね~」
「当然の疑問だ」
「わたしが誘ったんだよっ」
詩織が会話に入ってくる。
「ハァ?どういうことだよ」
「むか~しむかし。といっても約30分前の話ですが」
音羽が言う。
「・・・・・・」
突っ込むのはよそう。
「休日の朝早くから、一人さびしく散歩をする女の子がいました。そんなとき、なんとクラスメイトの詩織と偶然会ったのです」
「ゴミだしの帰りだったんだよ」
詩織がそう付け加える。
「そして、詩織と話しているとき、話題が朝ごはんのことになり、私がまだ朝ごはんを食べていないと言ったら詩織が私を朝ごはんに誘ってくれたのです」
「それで今に至る、と」
「はい」
俺の言葉に音羽が頷く。