先生は蒼い瞳の狼くん





「ずっと、同じ作業をするのは苦手なんだ」



「………」


先生なのに、そんな事言っていいのか…


まぁ…でも、頼まれたなら断るのも悪いし…


私がやらなかったら、先生は夜中になっても帰れないだろうな


「分かりました。そのくらいなら…やります」


「そっか、助かる。じゃあ俺がホチキスで止めるから一枚づつ重ねてくれ」



「…はい」



私は自分の鞄と龍之介くんの鞄を床に置いて、一枚づつ沢山の資料を重ねて先生に渡す




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