先生は蒼い瞳の狼くん
「やっぱり、二人だと一人より気分的にも作業が進むな」
「そう、ですか…」
「あぁ、一人だと退屈だ」
そう言い、流れ作業のように私達は手を動かしていると保健室のドアが開きそこから謙先生が顔を出す
「千尋先生…って、雪村?」
「あ…先生?」
ビックリした表情で私と千尋先生を見て、保健室に入ってくると手元の資料を見つめため息をはく
「千尋先生ってば、また生徒に手伝わせてるのね」
「…?」
「相変わらず、めんどくさがりなんだから」
謙先生が腕を組んでそう言い、千尋先生は目線をそらして苦笑い
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