先生は蒼い瞳の狼くん
「あ、いえ…そんな」
「あら、謙遜しちゃって!いい子ね!さすが私の生徒だわ」
ツンツンと私の袖をつつきながらそんな事を言われて…
な、なんか…照れる
「そんな事より…高橋先生?何か用事があったじゃないのか?」
話す私を見ていた先生が少し呆れたようにため息を吐き
持っていたホチキスをテーブルに置き千尋先生は腕を組む
「なーに?用事がないと来たらダメなわけ?」
「そうじゃなくて…」
「文句ありますの?千尋先生?私に恩があるんじゃなくて?」
「………」
明らかに、脅しに近いセリフに私は身体が固まる
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