先生は蒼い瞳の狼くん





一冊、一冊、まとめそしてある程度出来たらホチキスでとめて、また最初の繰り返し



そんな事を何回かすると先生の"もう行っていいぞ"と言う声が聞こえて来た


あ…終わったのかな?



振り向くと、先生に促されるように歩いていて…


「サラちゃんまたね!」



「あ…うん」


手を振りかえせば、何やら騒ぎながら三人は出て行く



はぁ…


あの人達には悪いけど、やっと静かになった


「たっく、怪我人のくせに賑やかな奴らだ」



「男子…ですから」


「そうだな、って…もうそんなに作ったのか?」


テーブルに積まれた資料を見つめてそんな事を言う



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