先生は蒼い瞳の狼くん




「あ、…はい」



テーブルには完全した資料が沢山あり、あと10部ほどで全部が出来上がる



「悪いな、結局…雪村にほとんどさせて」



「そんな、先生は手当てしてたんですから…仕方がないです」



私がそう言うと、"そうか"と言い近くの椅子に座る



「それより、俺は確信したことがある」


「……え?」


私からホチキスを奪い、残された資料を留めながら先生はそんな事を言う



確信したこと?なにが?



.
< 118 / 403 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop