先生は蒼い瞳の狼くん





考えるだけでも、身震いがする



「だから、その…」



「ん?」


「さっき、彼氏がどうのこうの言われた時…」


「…あぁ」



「先生は、そんなつもりなかったと思う…んですけど」



な、なんか、恥ずかしい!


思わず先生に背中を向ける


「雪村?」



「フォローしてくれて…嬉しかったです…助かりました」


「………」


って、なんで私は先生に心を開いてるの?


普通に好きになる!だなんて瑠花にも言ってないのに…



顔を勢いよく振って私は椅子から立ち上がる



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