先生は蒼い瞳の狼くん




「…………」


そんな瑠花の姿が見えなくなるまで、見送って


見えなくなった瞬間にやっぱり寂しくなる



あーあ…これから暫く一人だな…


同じクラスの女の子は誰一人としていないし


本当に独りぼっちだ



「なんて!」



それを覚悟して寮に残る事にしたんだから、頑張らなくちゃ



そう心に決めて私も寮の門をくぐる



実はこの学校に来て、この町の探索をずっとしてみたかった


機会がなく歩き回るなんて事はなかったし、時間もない


だから、この冬休みの間に色々と歩き回ろうと考えていた



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