先生は蒼い瞳の狼くん




初めて知った…


そう、納得していると管理人さんはニコリと笑った



「?」


「出掛ける時は、川遊びはしないように!だって」


「は?川遊び?」



「なっ!」


先生ってば、管理人さんになんて言う事を!


「え?サラ、川遊びしたのか?」


「あっ、違っ…くないけど!そうじゃなくて…いいから、行こう!」



「え、ちょっ、サラ」



恥ずかしくて、一気に赤くなる顔を隠すように





私は龍之介くんの背中を押しながら無理矢理、寮を出た
















―――……


「あれ、まだいない」


「…」



あれから、なんとか川遊びの事は誤魔化して


連れて来られたのは、駅の近くにあるカフェ


店に入るなり、店内を眺めてからテーブル席に私達は座った




.
< 170 / 403 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop