先生は蒼い瞳の狼くん
初めて知った…
そう、納得していると管理人さんはニコリと笑った
「?」
「出掛ける時は、川遊びはしないように!だって」
「は?川遊び?」
「なっ!」
先生ってば、管理人さんになんて言う事を!
「え?サラ、川遊びしたのか?」
「あっ、違っ…くないけど!そうじゃなくて…いいから、行こう!」
「え、ちょっ、サラ」
恥ずかしくて、一気に赤くなる顔を隠すように
私は龍之介くんの背中を押しながら無理矢理、寮を出た
―――……
「あれ、まだいない」
「…」
あれから、なんとか川遊びの事は誤魔化して
連れて来られたのは、駅の近くにあるカフェ
店に入るなり、店内を眺めてからテーブル席に私達は座った
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