先生は蒼い瞳の狼くん
来る途中に聞いた話しだと、どうやら…地元の友達がこっちに来るらしい
久しぶりの再開で、そんな所に女の私が同席していいのか悩んだけど
龍之介くんは"いい"の一点張り
以外に頑固だな、なんて思いながら私は龍之介くんとカフェにいる
「なんか、私が緊張する…よ」
「大丈夫だ、変な奴じゃないから」
そうじゃない、緊張するのは相手が男性だからであって…色々不安なんだ…
男の人は苦手で、もし上手く話せなくて変な思いをしたらその友達にも龍之介くんにも悪い
「俺もいるから大丈夫だ、ある程度はフォローするから。ほら、それよりなんかケーキでも食べるか?付き合わせたから奢る」
そう言い、向かいあって座っていた席から私の隣りに座りメニューを開いてくれる
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