先生は蒼い瞳の狼くん
か、か、可愛いって…
その台詞に一気に顔が赤くなって身体中がバクバクする
「なんだ、そんなに真っ赤になって。可愛いヤツだな…慣れてるくせに」
「な、慣れてなんか…ありませんっ」
熱くなってる顔を少しでも冷やそうと両手で頬を包み先生から離れて視覚で見えない場所にしゃがみ込む
「謙遜なんかしなくていい」
「し、してないですよ!」
「なら、雪村の周りの男は見る目がないな。可愛いのに」
「そ…そんなこと…」
なんだか、なんで今日の先生はこんなに私を誉めるんだろう
もう、可愛いだなんて言うの止めて欲しい
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