先生は蒼い瞳の狼くん





これ、以上そんな事言われたら心臓がもたない



「せ、先生、イヤ…だ」



「ん?俺は、素直に可愛いって思ったから言っただけだ。それに、そーやって隠れる所も可愛いって思う」


「…うっ」



隠れた所から、先生を覗き見ると余裕な表情で私を見てて…


「ほら、そのちら見だって可愛い」


「…~っ!」



意地悪だ、また私の反応を見て楽しんでる


「先生…そーやって、生徒をからかうなんて…よくないと、思います」



「ん?」


首を傾げ、"そうだな"と言いながら近付いて来て私が気付いた時には、しゃがみこむ私の前に先生もしゃがみ、目線が少し絡む




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