先生は蒼い瞳の狼くん

「いいんですか？」


先生だし、他に仕事だってあるから…私に付き合ってる暇なんてないんじゃ…



「今日の仕事はほとんど終わった｣


「そ、そうなんですか…」



「あぁ、だからほら｣



まあ、先生がやってくれるなら…いいか


私は鞄からノートを取り出し先生に渡すと、なんだか嬉しそうにそれを受け取りポケットからペンを取り出し私の隣で写していく



なんか、千尋先生って先生じゃないみたい


頼れる優しい(ちょっと意地悪な)お兄ちゃんって感じだ


だから、瑠花も言ってたけど人気があるんだろうな…



って！なに私ってば見つめてるの！


ブンブン頭を振り、頭の中にある考えを振り落とし私もペンを握り書き出した







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