飛行機雲
次の日、また病院に向かった。
月乃は久しぶりに
笑顔をみせた。

そして窓の外を指さして
言った。

『飛行機雲…ってね…
私の命みたい』

『なんで?』

『消えちゃうから』

『そんなこと…』

こんな悲しい会話をした。
昼になり俺は昼飯を買いに
コンビニに行った。

すぐに病院に帰った。
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