余命一カ月の僕
「みんないい友達。いいクラス。

楽しい学校生活。
でもね。

一番私が大好きだったのは…」


春香は血まみれの身体を
起こし

先生のもとへと歩き始めた。


「先生。先生が一番好きだった。

先生のためなら
どんなことでもする。

先生は私のすべて…」
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