余命一カ月の僕
橋の下で警察に追われながら

連続殺人犯に
愛を告白したが

ふられた僕。

トンでもないシチュエーションだが
僕にとってはリアルなんだ。

僕のデートのお願いを
聞いた春香は

にっこり笑った。

春香は僕が好きになった笑顔を
顔いっぱいに広げてこう言った。


「いこう!

私、遊園地に行きたいなあ…」



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