余命一カ月の僕
「世の中にはな

どうしようもないことだってあるんだ」


振り向くとナイフ男が
立っている。


「お前の思いは永遠に
あの子に届かない。


そして…」


ナイフ男は空を見上げる。


「殺された俺の娘は

永遠に帰ってこない」
< 95 / 231 >

この作品をシェア

pagetop