私と彼の秘密な関係
私の通う私立舞城学園は
いわゆるお金持ち学校です。
私の教室は3-5。一応受験生ですが
大学までエスカレーター式なので、心配はいりません。
ガラッ
「あっ彩!おはよっ」
「おはようございます。沙良」
この方は、及川沙良さん、
私の幼馴染の1人、そして親友です。
ガタッ(席についた)
私は隣の席をチラッっと見ました。
・・・
「…アイツは?」
「あー…さっき校門で、後輩に呼び止められてたよ。たぶん告られてんじゃないかな?」
「…またですか」