わたしだけのお医者様
焦りだしてきたその時!何処からか分からないけど、1人の声が部屋中に響きだした。
「フフフ…。僕の病院は休みなんてありませんよ?年中無休、いつでもやっています」
その声は、低く鋭い男の人の声だった。
「だ…誰ですか?何処にいるんですか?」
わたしは焦りながらもその声に返事を返した。
すると、声の主の方が
「フフフ…。いるじゃないですか、貴方の目の前に…」
………ゴク…
わたしは、まだ真昼間なのに、だんだん怖くなってきた。
だから、すぐにこの場から立ち去ろうと思い、自分が入ってきた方を向き返した。
向き返した瞬間、誰かに腕をつかまれる感触を覚え、後ろをそっと見てみた。
そしたら、やはり、腕を誰かにつかまれていた。
そしたらその人は、
「まーまー待ってください。ここに来たって事は、何かの目的で来たのでしょう?」
と、なにやら得意げそうに語ってきた。
わたしは、また大量の唾を飲み込んだ。
そしたらその人は、続けて語りだした
「貴方の欲しい物は、ずっと綺麗でいられる薬ですか?それとも、何がおこっても死なない永遠の命ですか?それとも、苦痛な事を全て忘れられる、白い粉…ですか?」
最後の言葉を聞いて、わたしの体全身に寒気が襲った。
腕を振り払うが、風邪のせいかびくともしない。
…いや、風邪だけのせいじゃない。握る腕の力が半端なく強いのだ。
どーしよ…殺される…。
そんな思いが、わたしの中でよぎった。
「フフフ…。僕の病院は休みなんてありませんよ?年中無休、いつでもやっています」
その声は、低く鋭い男の人の声だった。
「だ…誰ですか?何処にいるんですか?」
わたしは焦りながらもその声に返事を返した。
すると、声の主の方が
「フフフ…。いるじゃないですか、貴方の目の前に…」
………ゴク…
わたしは、まだ真昼間なのに、だんだん怖くなってきた。
だから、すぐにこの場から立ち去ろうと思い、自分が入ってきた方を向き返した。
向き返した瞬間、誰かに腕をつかまれる感触を覚え、後ろをそっと見てみた。
そしたら、やはり、腕を誰かにつかまれていた。
そしたらその人は、
「まーまー待ってください。ここに来たって事は、何かの目的で来たのでしょう?」
と、なにやら得意げそうに語ってきた。
わたしは、また大量の唾を飲み込んだ。
そしたらその人は、続けて語りだした
「貴方の欲しい物は、ずっと綺麗でいられる薬ですか?それとも、何がおこっても死なない永遠の命ですか?それとも、苦痛な事を全て忘れられる、白い粉…ですか?」
最後の言葉を聞いて、わたしの体全身に寒気が襲った。
腕を振り払うが、風邪のせいかびくともしない。
…いや、風邪だけのせいじゃない。握る腕の力が半端なく強いのだ。
どーしよ…殺される…。
そんな思いが、わたしの中でよぎった。