君の手から始まった恋
ジャーっと水道から冷たい水が出ている『早くあったかい水でないかなぁー?』
なんて想いながら歯を磨いていたら
「やばっ!!50分じゃん!間に合わないかも;;;」
ばたばたと足音を立てながら用意をする
「行こっか?」
「うん!」
急いで車に乗り学校へ向かう
「そういえばあんた成績表まだもらってないの?」
「えっ!?あっあぁーうん。まだもらってないよ!;;」
「そぅ・・・」
お母さんと2人の時はいつもどきどきしながらじょっせきに乗る
この空気を感じながら早く学校に着けと願う
「ついたよ」
「ありがとう!じゃあ行ってきます!」
「はぁーい。勉強がんばっておいでね!」
「うぇーい・・・」
だらしない声で返事をして教室に向かう