PRINCESS STEP


「もう十分でしょう?
寂しさを埋める為に
優を利用しても
あなたが傷付くだけです」


その言葉に紀美代は
目を見開く




「姉さんはずっと…
あの人しか愛せないんです
気付いているでしょう?」



朔の言葉に紀美代は
小さく頷いた





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