PRINCESS STEP


「東宮はなんで
あたしを?」


全く此処に呼ばれた
理由が分からないからな


「東宮というより…」


そう言って霧夜は
菜智の腰を引き寄せた


「お、おい!!」


驚いたように霧夜を
見上げると妖艶な
瞳とぶつかる




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