PRINCESS STEP


「………どうするかな…」


菜智はベットに
横になり天井を見つめた


霧夜次第だ…
あいつが動かない限り
こっちは動けない



「………優………」


あれからどれくらい会って
いないんだ?


それすらも分からない
くらい会っていない



「……………優……」


もう一度名前を呟いて
菜智は瞳を閉じた





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