PRINCESS STEP


その合図で部屋に
何人ものお手伝いさんが
入ってきた


「どれでも好きな
ドレスを選ぶといい
それでは私は失礼するよ」


そう言って嵐が
去っていった



「…………今日…だと…?」



菜智は小さな声で呟く
その声は明らかに
動揺していた





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