約束のノート
「律儀な奴だなぁ、お前は」
呆れたような声。
それは、わたしに向けられていた。
顔を見上げる。
「ほら」
そう言って、ノートを差し出してくる。
『約束のノート』と、表紙にあった。
「バカな奴だな、お前は」
「・・・・・・」
・・・うん。
自分でも分かってるよ。
「でもな・・・」
照れくさそうに言った。
「ありがとう・・・待っててくれて」
「・・・・・・」
うん・・・。
「えっと・・・な、遥」
照れくさそうに、頬をかく。
「・・・・・・」
・・・・・・うん。
あのときと変わらない瞳で。
「好きだ。遥」
彼はそう言った。
その言葉に、わたしは。
呆れたような声。
それは、わたしに向けられていた。
顔を見上げる。
「ほら」
そう言って、ノートを差し出してくる。
『約束のノート』と、表紙にあった。
「バカな奴だな、お前は」
「・・・・・・」
・・・うん。
自分でも分かってるよ。
「でもな・・・」
照れくさそうに言った。
「ありがとう・・・待っててくれて」
「・・・・・・」
うん・・・。
「えっと・・・な、遥」
照れくさそうに、頬をかく。
「・・・・・・」
・・・・・・うん。
あのときと変わらない瞳で。
「好きだ。遥」
彼はそう言った。
その言葉に、わたしは。