メロンパン
美羽がキッチンに向かってから数分が経った。



心臓は少し落ち着いたみたいだ。

張り裂けそうだった。

「……はぁ」

何なんだろう、この気持ち。

美羽といると楽しい。

でも近くだと何か変になっちゃう。

自分じゃないみたいだ。

やっぱり好きなのかな。



「お待たせ〜」

お粥を持った美羽が部屋に戻って来た。
< 38 / 64 >

この作品をシェア

pagetop