メロンパン
「次は、運動会!」



美羽と僕は運動場に下りて来た。

「この位置からすると、パパ達の席だったところね」

「ってことは、誰かの親?」

「そんなわけ無いでしょ。紛れて撮ったに違いない」

「……そうだよね」



美羽はニコッと笑う。

「ううん、可能性は無くはないよ。全てを否定するのはダメだって言ってたからね」
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