メロンパン
「お、脅す気かよ?」



「脅す? 私が?」

「他に誰がいるんだよ?」

「亮也、少し目を閉じといて貰えないかな?」

「う、うん」

「いいって言うまで、開けないでね?」

「うん、分かった」



僕は軽く頷き、目を閉じた。
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