俺の彼女はオタク彼女!?



「きゃっ」


誰かのカバンに、聡が当たる。


「っあ…わりぃ… じゃねーや、ごめん」

「ちょっとぉ!ちゃんと後ろ見なさいよ!…それより夏紀っ大丈夫!?」


その子は、軽く民家の塀に当たっただけだった。



「全然っ…だいじょぶ。」






―― 一目惚れだった。








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