ドキドキ☆Life


みんなが一斉に私を見て来た!!

…何?!何な訳?!

あっ!そっか!私、女なんだもんね…


そりゃ−違和感あるわなぁ!

思わず俯く私……


すると…



『可愛いぃ−っ♪♪♪』


みんなが声を揃えて言って来た


…そんな声揃えなくても…
ってか私、全然可愛くないし……


かなり恥ずかしいんですけど

思わず顔が赤くなる…


「ねぇ−っ、椿さんだよね!ここの理事長の娘さんの!」

「あ…はい…」

「なぁ−っ!めっちゃ可愛いよなぁ?」

「やべぇ−、まじ理想の女なんだけど!」

「ねぇ−っ、下の名前何?」

「えっと…愛」

「愛姫ちゃん…だよね!」
私の言葉に被せて遼くんが言って来た

「はぁ−っ!!何でお前が知ってる訳?!」

「だってさっき愛姫ちゃんと話したもん…なぁ−健人−っ」

「あぁ−っ!!」

「チッ!…お前等に先を越されるなんて…まじないわぁ−っ」

「はぁ?!何だとてめぇ−っ!!」



ちょ!ちょっとやめてよ、喧嘩は良くないよ…


「おいやめろって!!…愛姫ちゃん泣きそうになってるじゃねぇ−かぁ…愛姫ちゃん…大丈夫?」

「あ!はい。」

「敬語は無しねぇ、愛姫ちゃん!」

「あっ!!う、うん。」

「なあなぁ、今日みんなで入学パーティーしよぉ−ぜ!!」

「おぉ!!いいなそれ。賛成!」

「俺も!」

「俺等も!!」

「って事で、愛姫ちゃんそういう事だから。」

「えっ!!…あ、うん…」
「よぉ−し、決定!!つーか今日は盛り上がるぞぉ−!!」

『おぉ−−−−−っ!!』
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