与える者、与えられる者 〜Life〜

もう今までのように駅で待ち見張りの兵士のように神経をとがらす事はしなくなった

諦めたわけじゃなくなるようになると前向きに考えての事だった


康一は普通の高校生のように勉強し友達と遊び休日には趣味の映画や植物園にでかけた

ただ1つみながやっていて康一だけはやらないと決めてる事があった


それは恋愛をする事
人を愛する事
それだけはしなかった

自分の使命を全うする為に不要だと考えたからだ

相手に恋におち大事なものにしてしまうと自分のやるべき事に歯止めがかかるしこの世に未練がのこる


今いったのはプライドが優先した理由で
本当のところは死にゆく奴を誰が本気で愛してくれるもんかというところにあった


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