under the blue sky*゚


いきなりふと脳裏をよぎった...



"コーヒーの香りがするバー"



見回りも仕事の一貫。

でも今夜は早めにきりあげて、
マスターにあいに行くのもいいかもしれない。


ベンチを力強く押し立ち上がる時、自然と力が出た。

歩く足もさっきより軽い気がする。


「…ぷちなはっぴーだな」

声が少し大きかったかもと思ったが
周りの人のざわめきにより、俺の声はすぐに消えていた。


自分の心にゆっくりと微笑んでから
繁華街の奥へと進み始めた。



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