under the blue sky*゚


とりあえず
さっさと見回って早く帰りたい。

新米のくせに
なんて生意気なやつが考える思考なんだ。

と、我につっこむ。


しかし、それにも訳があった...



「あそこの子、肌質よさそーですよねー」

「…」

「ぉっ、あとであの店寄りませんか?」

向井先生...
目に入る子全部を食おーとしてる顔だよ。


「そーいえば、相馬先生は彼女は?」

いきなり話題をふられて
ちょっと戸惑ったが素直に答えた。
「彼女なんていませんよー」

さらっと交わすのも俺流スタイルだ。

「ぇーもったいない!
こんなにかっこいーのにねぇ。
ぁ、釣り合う方がいないですよねぇ」

おだてられたい訳じゃないんだけどなぁ...。


さすがにこーゆーのにも慣れてきた。



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