ベリー★らぶ〜天然美少女×俺様王子〜
「週末、買いに行けばいいだろ?とりあえず、腹減った。何か作って」
料理が出来るのかも知らないけど、言ってみる。
不器用そうだな…。
やっぱり、言わなきゃよかったか…?
「わかった!何食べたい?」
俺の予想は外れて、どうやら料理が出来るらしい。
優愛の手料理なら、何でも嬉しいだろ。
「何でもいい」
困る返答だと分かっていて、言った。
案の定、困って考えている。
すると、何か閃いたようにパアっと顔が明るくなった。
「じゃあ、片付けでもして待ってて」
「おう」
料理は相当得意なのか、優愛は活き活きしていた。
何を作るのか気になる。
でも片付けが先だな。
片付けしねぇと、生活できねぇし…しょうがねぇか。
優愛がキッチンで何かを作ってる間、俺は黙々と荷物の整理をした。