僕の仕事は女王様!
14話
「あぁ~……ねぇ、どうしよう?」
その夜、僕は猫になったリヒトを抱き締め、レスターの部屋へ駆け込んでいた。
リヒトが猫になった事を、レスターに説明した。
「ニャー」
状況は状況だけど、猫になったリヒトが可愛い。僕は自然とリヒトの頭を撫でていた。
「あらら、他の人には相談したの?」
僕が抱いているリヒトを見て、レスターはいたずらに指でつっつく。リヒトは怒って、レスターの手をひっかこうと手をパタパタと動かす。
ほんと、可愛い。