僕の仕事は女王様!
8話
「クラウス!魔法披露ってどーゆー事!?」
ロルフが僕の部屋を出でいった後、衝撃的な新事実について、クラウスに詰め寄った。
「大丈夫ですよ」
余裕な表情で、ニコッと笑いかける。でも、今回ばかりはこの笑顔でも、安心が出来ない。
「な、何が?僕魔法使えないし……」
「グスタフと俺で魔法の演出をしますから」
何だか、会場の人を騙すみたいで嫌だな……