僕の仕事は女王様!


このドアを開ければ、パーティー会場。ドキドキと鼓動が早くなる。

この上なく緊張してしまっていた。


「緊張しています?マルティーナ様」


僕の横にはロルフがいて、心配するような目で、僕の顔を覗いている。


「まあ……」

「マルティーナ様って、この頃変わりましたよね」

「えっ?」


心臓が飛び出るかと思うくらい、ロルフのその言葉に驚いてしまった。



< 70 / 187 >

この作品をシェア

pagetop