二次元ガールとモテモテボーイ
学校帰り。
今日は月曜日だけどバイトは休んだ。
今私は喫茶店に居る。
この前合ったコスプレのイベントで
一緒に写真を撮ったりして仲良くなった
ミオさんと待ち合わせ中だから。
「ミオさん、まだ来そうにないな~。」
私は窓の外を見ながら呟いた。
あたしは結構人間の行動を見ているのが
好きだったりする。
時間など忘れてじーっと外を見ていた。
何分くらい立った時だろう?
トントンと肩を叩かれた。
「あの…」
若いまだ声変わりがしてない
男の人が私の背後に居る様だ。
「ん?」
振り返ると女の子のような顔立ちだけど
男用の制服を着ている同い年くらいの
男の人が立っていた。
急に少しだけ恐くなった。
三次元の男性は大の苦手だし…。
一方相手はニッコリと笑っている。