私に笑顔を見せて
バッシャーン・・。

「2人共ビショビショだな(笑)
お前メイク取れてるし!ぱんだみてぇ~。」

「え?ヤダ!!」

「大丈夫だって、スッピンでも。」

キュン~///
ほんと優しい・・。

「あれ?あの人たち日本人だ!!」

知り合い以外で久々に日本人見た!!

「なんか・・困ってる?」

すると鎌は声をかけにいった。

「どうかしたんですか?」

日本人の観光客の人は安心したかのように話し始めた。
その時・・鎌の優しい行動に私の胸は痛んだ。

“私だけが特別じゃなくて・・誰にでも優しい”

「日本人が嫌いって言うのは私を振る口実だったわけか...。」

気づいてしまったのだ。

「ん?なんか言ったか?ほら!次行くぞ。」

ピタッ・・

「ん?どうした?冷えたのか?」

「ねぇ・・その前に、あれに一緒に乗って・・?」

私が言った あれ とは、観覧車の事だ。

「やっぱり・・いいよ!いこっか!」

あんなこと言った自分が恥ずかしい//
すると鎌は...とても意外な行動に出た。
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