私に笑顔を見せて
カランカランッ

喫茶店に入るともう羅紀さんはいた。

何で?????

私は一瞬そう思った。

だって・・・10分前・・・ですけど・・・。

私はただと慶賀10分早く進んでたみたいだから・・・。


「こんにちは~」


「あ、礼羽ちゃん。こんにちは
ずいぶん早いのね。」


「あ・・・羅紀さんのほうが早いじゃないですか~」


「あ~まぁ・・ね。」


「あ・・・そうだ!羅紀さんどこかいい物件ってありますか?」


「え?何で?」


「かくかくしかじか・・・というわけで」


「え?ごめんね、私のせいで・・・」


「え?」


「あ、何にもないのよ!!そっかー。あっ!」


< 91 / 92 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop