Dear.大好きな君へ〜片想い〜

―――――――――――――――――――

「おはよ〜♪」
何とか遅刻せずに教室にたどり着いて、
あたしは親友の萌香に声をかけた。


『あ、おはよっ♪真凛、遅かったね?』
萌香がニコッと笑ってこっちを向く。



萌香はあたしが高校になって出来た友達で、

細身でホワホワしてて凄く可愛い。


萌香が好きな男子も少なくない。



「うん、電車一本乗り遅れちゃった…。」

あたしは萌香に笑いかけた。


< 6 / 16 >

この作品をシェア

pagetop