sioka❤

「「はい?」」

さすが俺たち双子。同時に同じ言葉を言って同時に後ろに振り返った。

見事なシンクロ率!俺らすげぇ!



っと、3人のヤクザっぽい奴らがいた。すっごい剣幕…。

 ってか似てる…三つ子?((笑


「「なんでしょう?」ニコリ」

 なんとなくは分かってるけどさ?


「「「オレの女に手ぇ出すなんていい度胸じゃねぇか。しかもしらばっくれる気みたいだしな。」」」

 こっちのシンクロ率もすげぇ…。
って違うか((笑
(←おい、拓也いい加減しっかりした頭を持ってくれ…by聖夜)

聖夜の心の声は無視するとして・・・

  俺は無意識に笑っていたらしく、ヤクザ達の気を悪くしてしまった。



「あ゛あ゛?なんだ?てめぇ、バカにしてんのか?」


バカにはしてないけど…こわくないな。

 あ、けど殴られるのは困るか。明後日はコンクール。ピアノ弾けなかったら元も子もない。
 それだけは避けねぇと・・・



「おい、黙ってねぇでなんか言ったらどうだ?」

「もしかしてコワいか?ハハハ」

「そうだなぁ金とかで償うんなら許してやっていいぜ?」


 やっぱりそれ目当てじゃん。ってか俺らあの女どもに手、出してねぇよーな気がする・・・
(←今頃気づくか!?by聖夜)
 まぁそれ言ったって意味ねぇけど。
さてと・・・


「どのくらいならいいんですか?」

さすが聖夜。クールだ。落ち着いてる。俺みたいに感情をすぐに表にださないからな。
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