ねぇ…、 大好きだよ。


「ぁ、圭もいるー!」

久美、嬉しそう…



あたしも彼氏、
できたらいいな…


「きいも早く彼氏作ってよね!Wデートしたいんだからっ!」

「はいはい」

「モテるんだから、誰かOKしちゃいなよ」

「モテません」

「モテるでしょ!」

「……」


そんな事を話しながら席についた。

あたしと久美は名前順的に席が離れる。

でも、列は違うけど、横が近くなることが多い。

そして、
その間に圭人が入る…



今回は3人が並んだ。



「わっ、珍しいね。3人並んじゃったよ」

「だな」

久美と圭人が話してると、チャイムが鳴って、
みんなが席に着いたときに、先生が入ってきた。



「担任の麻木だ。まあ、1年ときからいるからわかると思うけどな(笑)とりあえず、楽しい1年にしたい。よろしくな」

「担任、あっちゃんじゃん。よかったー」

「ね。」

「おう」

3人でそんな話をしてると、あっちゃんが

「とりあえず、学級委員決めるぞー。」

そう言った。

「やりたい人なんていなくない?(笑)」

誰かが言ったけど、

「誰かしらいるだろ(笑)立候補ー。」

「あたし、やります」

あたしは立候補した。
小学生の頃からずっとやってるし…
あたしは学級委員が、嫌いじゃない。。

「「おー」」

みんなが感心の声をあげた。

「男子はいねーのか?まったく、根性ねえなー。女子は出てるっちゅーのによお」

「……、やります」

あっちゃんの言葉に反応して、1人の男子が手を挙げた。

「お、おう」

これには、あっちゃんも驚いてた(笑)

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