☆2人の正反対王子様★2#
亮くんの教室に着いた。
「亮くんは・・・・えーと、、」
あたしは教室内を
見渡した。
すると、
亮くんと美亜が仲良さそうに
話している。
でもなんだか
深刻そうに見える。
奈々を見てみると
なんか切なそうだった。
あたしは
空気が悪いのに気づいて、、
「亮くん!美亜!」
大きな声で2人を呼んだ。
2人はこっちを見て
笑いながら来てくれた。
「奈々ちゃんと神田じゃんか♪」
あたしは
奈々が聞けないことに気づき、
聞いてみた。
「今、2人で何話してたの?」
美亜たちは
すぐに罰悪そうな顔をした。
「えっ、いや、別に・・・・」
亮くんは
明らかに動揺している。
奈々は初めて口を開いた。
「そっか・・・・。
今日はサッカー?」
聞いてみると、
美亜が亮くんのすそを引っ張った。
すると理解したように
亮くんは....
「うん、サッカーだよ!」
明らかに
嘘なんだと悟った。
.