☆2人の正反対王子様★2#



あたしが教室につくと
和哉くんは座っていた。



「おっ!来た♪
話ってなんだ?」



和哉くんは
何も変わらないあどけない笑顔を見せる。
言ってみせる。



「あたしね・・・・。
和哉くん・・・憎かった。



大好きだったのに・・・
距離は離れてしまっても
気持ちだけはって・・・・・
信じてたんだよ?



なのに、、
捨てられたときの気持ち。
胸が張り裂けるかと思った。



もう誰のことも・・・何もかもを
信じることが怖くて・・・・。



傷つくだけの恋なら・・・
終わりがあるのが恋なら・・・
そんなのしたくないって・・・・。



それを変えたのは
・・・・・・俊だった。



あたしの許可もなしに
心の中に入ってきて・・・・
あたしの当たり前を壊していった。



そしたら・・・・
いつのまにか・・・・・
俊を・・・和哉くんじゃなく
俊を追うようになった。」






和哉くんは
何も言わずに
そして切なそうな聞く。








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