借金取りに捕らわれて
「どうしてここに!?」




「心配して来てみたんだが…来て良かったみたいだな。」




と、篤志さんに鋭い視線を突き刺す。




「隼人さん、ヒロちゃんとどういう関係なんですか?」




その間に入ったのは夏樹さんだった。




「俺の女。」




そう私の肩を引き寄せてさも当然のように秋庭さんは言った。




「「えっ!!そうなんですか!?」」




「違います!!」




目を丸くして私達を見ている二人に、私は全力で手を振り否定する。




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