借金取りに捕らわれて
そして…ピリッっとした小さな痛み…




それで直ぐに、キスマークを付けられたのだと分かった。




「あっ…っつ……秋庭さ…ん…」




首筋に顔を埋めた秋庭さんを引き離そうとするが、それに抗うように彼はさらに唇に力を込めた。




「あっ……いやっ……」




そして、一度首筋から唇が離れたが…




直ぐにまた2度、3度と首筋に痛みが走った。




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