借金取りに捕らわれて
連れ去られて…
昨日は酷い目にあった…




あれから秋庭さんには直ぐに解放してもらえたけれど、首筋には擦っても落ちないキスマークが深く刻まれていた。



なんとかシャツの襟を立ててごまかせたけど、さっきまで襟が立ってなかったのに裏庭から帰ってきたら急に襟が立ってるって…



絶対何かあったって思うよね…




今日は絆創膏貼って誤魔化そうかとも思ったけど…

それって自分から何かありましたって言ってる様なもんよね…





だから今日も不自然ではあるけどシャツの襟を立てて仕事をすることにした。






はぁ~




ため息が止まらない…






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